2017年6月 ワイナリーで中国茶を
レポート:森田順子

可憐な花々のお出迎えを受けて

長野県東御市にある標高850メートルの丘の上に、エッセイストで画家の玉村豊男さんがオーナーをされているヴィラデストガーデンファームアンドワイナリーがあります。
入梅間もない日曜日の午後、そのワイナリーカフェにおいて、XiangLe工藤佳治先生と、XiangLe「悠」の会の共催によりお茶会が行われました。
カフェの広い窓からは、なだらかな斜面に続くブドウ畑、北アルプスの山々、千曲川両岸の農村風景が一望できます。素晴らしい景観に抱かれて中国茶会は始まりました。

茶席
茶席の窓から望む風景

お茶会ではふたつの茶席が設けられ、そのひとつの席主を務めさせていただきました。
お淹れしたお茶は工藤先生が選ばれた獅峰明前龍井茶です。
冬に貯蔵された自然界のエネルギーが春になり、一気に解き放されたような力のあるお茶で、ワイナリーの雄大な自然との調和を感じました。このお茶が備える味と香りを十分お愉しみいただけますように、茶藝の流れの中で湯の温度と時間には留意しました。


心をこめて

三煎お淹れし、ご参加いただいた方々からは、「それぞれの煎で味の変化を愉しめました」「三煎までしっかりとした味が続きました」というご感想をいただきました。
玉村夫人もお茶席にご参加くださり、和やかな語らいと味わいの時間が静かに流れお茶会は終了しました。

両手を使って茶器を温める所作
工藤先生の梅家塢特製紅茶


日が沈み始めるころ、テーブルはお茶会からお食事の時間へと移りました。
自家農園ならではの新鮮な食材で、心のこもったおもてなしをいただきました。
デザートでは、梅家塢特製紅茶をお淹れくださり、ガラスのティーカップの中で澄んだ紅色が殊に輝いていたことが心に残ります。

『ワイナリーで中国茶を』 人と自然が共にあり、人と人との心の繋がりがあり、そこに美味しさがあったひとときでした。

茶会名:Chinese Tea@Villa d'Est Gardenfarm & Winery
日時 :2017年6月18日
主催 :XiangLe+XiangLe「悠」の会
場所 :ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー

ページTOPへ戻る