2026年10月26日(月)から30日(金)まで、中国浙江省杭州市において、中国国際茶文化研究会のご協力のもと、「2026年 中国茶指導・老師 中国研修及び最終試験」を開催いたしました。
今回の研修でも、中国茶文化の研究・教育の第一線で活躍されている著名な教授陣をお迎えして頂き、中国茶の歴史、茶文化、茶藝、製茶科学などについて、専門的な講義と実践指導を受けることができました。
中国茶文化の長い歴史と奥深い精神性に触れるとともに、本場中国の専門家から直接学ぶことのできる、大変貴重な機会となりました。
以下、5日間の研修をご紹介いたします。
◆ 10月26日(月)研修オリエンテーション・青藤茶館訪問
初日は、杭州の有名茶館「青藤茶館」を訪問し研修オリエンテーションを実施しました。
◆ 10月27日(火)開講式・中国茶の歴史と茶文化
午前9時より、中国国際茶文化研究会にて開講式が行われ、張副会長よりご挨拶をいただきました。
開講式に続き、中国茶文化研究の著名な専門家による講義を受講しました。
午前:姚国坤老師「中国茶史」
中国茶文化研究の第一人者である姚国坤老師より、中国茶の歴史についてご講義いただきました。
午後:于良子老師「中国茶文化美術史・茶経」
午後は于良子老師より、『茶経』についてご講義いただきました。日本では学ぶことのできない資料をご用意頂き、茶文化を学ぶ上でかかせない『茶経』の価値を改めて学びました。
講義終了後は、張老師の茶館を訪問しました。
◆ 10月28日(水)中国茶の専門知識・茶藝実践指導
この日は、中国茶の専門知識と実践技術を学ぶ充実した研修が行われました。
午前:中国茶の分類・製法・科学と評茶
評茶の専門家である項老師から、中国茶の分類、製造方法、科学的な知識について学びました。龍井茶、九曲紅梅、老白茶を用いた評茶を通じて、それぞれのお茶の特徴を実際に確かめながら、理解を深めました。
午後:受験者による茶藝披露と個別指導
午後は、受験者による茶藝披露が行われました。
劉老師から、一人ひとりの茶藝に対して丁寧な個別指導と総評をいただきました。
中国の専門家から直接技術指導を受けることができ、自身の茶藝を見つめ直し、さらに磨きをかける貴重な機会となりました。
夕方:項老師による最終試験対策講義
翌日の最終試験に向けて、項老師による試験対策講義が行われました。
◆ 10月29日(木)最終試験・龍井茶畑・中国茶葉博物館・茶葉市場見学
午前9時30分より、これまでの学習の成果を確認する最終試験が実施されました。
試験終了後は、中国茶の産地や文化を実際に体験する課外研修を行いました。
龍井茶の産地・梅家塢を訪問
龍井茶の産地として知られる梅家塢を訪問し、龍井地区についての解説を受けました。
現地の農家料理も楽しみながら、杭州の茶文化を身近に感じる時間となりました。
中国茶葉博物館・茶葉市場見学
中国茶葉博物館では、研究員による専門的な解説を受けながら館内を見学しました。
その後、茶葉市場を訪れ、試飲、茶葉の購入などを通して、現在の茶業の様子に触れることができました。
◆ 10月30日(金)修了式・合格証書授与
最終日は、中国国際茶文化研究会にて修了式が行われました。
中国国際茶文化研究会の厳宣伝部長より温かいご挨拶をいただき、続いて合格証書の授与が行われました。
中国茶文化の本場で著名な教授陣から直接学び、専門知識と実践技術を深めることのできた5日間となりました。
今回の研修及び最終試験の実施にあたり、多大なるご尽力と温かいご支援を賜りました中国国際茶文化研究会の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。
また、ご多忙の中、貴重なご講義と丁寧なご指導を賜りました教授・講師の先生方にも、深く感謝申し上げます。
中国茶文化の本場で、第一線の専門家から直接学ぶことができたことは、参加者一同にとって何物にも代えがたい貴重な経験となりました。
私どもは、今回の研修で得た知識と経験を大切にし、中国茶文化の歴史、精神、そしてその素晴らしさを日本でより多くの方々にお伝えできるよう、今後も研鑽を重ねてまいります。
引き続き、中国国際茶文化研究会との交流と協力を大切にしながら、中国茶文化の普及と発展に努めてまいりたいと存じます。
中国茶指導・老師(CT-AI) 日本事務局
