メンバーの活動報告:ct-ai 三元茶会 於:名古屋東山荘
中部地方の会員4人で初めて、ct-ai (中国茶アドバイザー・インストラクター) を冠した「ct-ai三元茶会」を、 中国と日本の新年を祝うお茶会 として令和2年1月25日、春節・三元(年、月、日の始まり)の日に開催しました。
大正時代に建てられた名古屋市東山荘の趣きある雰囲気の中で、午前と午後其々余慶の席と長春の席、2席で中国茶文化と日本茶文化の違いを24名のお客様にお楽しみいただきました。
茶席・茶譜
<余慶の席> 於第一洋室
岩茶 百年老叢水仙
担当 若尾寿子
白玖瑰・小餅干
政和工夫
担当 村上真理子
<長春の席> 於第二洋室
大福茶 春日向山 秋番茶
担当 植田はるみ
茶箱 東陽園 春の宴
担当 永田珠宝
<お茶会を終えて>
若尾寿子
去年の内に早々キャンセル待ちも出る人気となりました。
日本事務局からは武夷山と政和県の質の高い茶葉のご提供を受け、4人で協力しながら其々の茶席を作り上げました。
日本茶インストラクターの資格持つ会員や裏千家の茶道を長年稽古している会員がいたからこそできたお茶会でした。
お茶会後のお客様の反響は、中国茶、日本のお茶共にとても大きく良いものでした。
お客様の中には中国の方で高級茶藝師、茶道や煎茶道の師範の方達、紅茶教室を主宰のプロの方達も多く、今後の励みになる感想を頂きました。
今後も継続して茶会等を通して、私達が持つ中国国際茶文化研究会認定 中国茶アドバイザー/インストラクター (略称ct-ai) の名前を認知されていくよう活動していきたいと思います。
村上真理子
今回のお茶会では中国茶と日本茶のどちらも楽しんで頂ける特別なお茶会となりました。
中国茶席では武夷山の研修にて持ち帰ったお茶をお出しし、現地でのお話も交えながら中国茶指導・老師ならではのお茶会になったのではないかと思います。
植田はるみ
今回のct-ai三元茶会は中国茶と日本茶コラボ企画で珍しく、お客様にも楽しんで頂けたように思います。
日本のお茶もルーツを辿れば中国茶から始まっています。
お茶を通じて日中の友好もできたら嬉しく思います。
永田珠宝
普段中国茶に馴染みのないお客様、大福茶も茶道の手前もあの近距離でなかなか珍しい組み合わせでお楽しみ頂けたと思います。
いろんな文化に触れるという体験がよかったように思います。
手前味噌ですが、ゴージャスな内容だったかと思います(笑
また定期的にやれたら良いなと思いました。