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Vol.15 四川宜宾茶园一隅

2020/06/02

梁婷玉的茶視野  Chloe’s Tea World
【お茶にまつわるイベント】茶種の化石発見40周年記念学術シンポジウム

近日去四川宜宾参加茶事活动时,参观了川茶集团的茶园。有两个品种印象较深刻,在此分享:

先日、四川宜宾市で開かれたお茶のイベント(首届国际茶日暨川茶文旅活动周)に参加した際に、川茶集団の茶園を見学しました。そこで印象的な二種類のお茶の品種を見ましたので、皆様と共有したいと思います。

第一个:
品种:川黄1号
灌木型,中叶种,茸毛较少。在春、夏、秋新梢均呈嫩黄色,成叶逐渐转变为绿色,叶质柔软。图片中可看见有的叶子正处于变色阶段。

まず一つ目は「川黄1号」という品種で、灌木型の中葉種で、産毛は比較的少めです。春、夏、秋のどの季節も新芽はみずみずしく柔らで色は黄色です。成長するにつれて葉の色は次第に緑色に変わりますが茶葉は柔かいです。
写真を見ると茶葉が変色する段階をがお分かり頂けると思います。
※ 「川黄1号」 は緑茶に適した品種です。

第二个:
品种:紫嫣
2008年春天,紫嫣的母树被发现于四川省乐山市沐川县海拔1200多米的山上。
“紫嫣”品种所含花青素*含量极高,平均在2.4%-3.3%,是普通绿茶品种的10倍以上。其茶汤颜色呈现出梦幻般的紫色。
看到“紫嫣”便想起云南的“紫娟”品种,我看到的“紫嫣”的叶型比 “紫娟”品种要细长一些。

二つ目は、「紫嫣」という品種です。
2008年の春に、この「紫嫣」の母树が四川省楽山市沐川県の海抜1200メートル以上の山で発见されました。
「紫嫣」に含まれるアントシアニンの含有量は極めて高く、平均2.4%-33.3%と、通常の緑茶品種の10倍以上になります。お茶を淹れた時の水色は幻想的な紫をしています。
「紫嫣」を見て、雲南省の「紫娟」の品種を思い出しました。
今回私が見た「紫嫣」の葉の形は、その「紫娟」より細長いものでした。
※ 「紫嫣」 は紅茶と緑茶に適した品種です。

*花青素是一种水溶性天然色素,具有抗氧化能力和自由基清除能力。

*アントシアニンは水溶性天然色素で、抗酸化力とラジカル除去効果があります。

其他品种:

その他にも茶園で見た品種を以下にご紹介します。

※ この茶園で栽培されている茶葉は、下記の川茶集団のウェブサイトで “天府龍芽”, “敘府龍芽”, “宜賓早茶”, “川紅工夫” 等のブランド名で販売されている商品に使われています。
http://www.scteag.com/tplist-4721.html

马边绿1号 緑茶に適した品種です。
蒙山9号 緑茶に適した品種です。
川茶5号 緑茶に適した品種です。
峨眉问春 緑茶に適した品種です。
黄芽早 緑茶に適した品種です。

梁婷玉老師

中国国際茶文化研究会 執務室副主任であり茶藝師の審査員でもある梁婷玉老師。
中国国際茶文化研究会のメンバーとして、国際的に活躍し、世界中の中国茶愛好家とネットワークを繋いでいます。
2020年からこちらのコーナーで、彼女が見ている現地の中国茶情報を配信してくれることになりました。
梁婷玉老師は、私たち中国茶アドバイザー/インストラクターの活動に長年協力してくれている大切な茶友です。
お楽しみに。
Instagram : chloe_216