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VOL.27 春节中的茶影

2021/02/12

梁婷玉的茶視野  Chloe’s Tea World

时逢中国的新春佳节,在这吉祥的日子,愿茶友们平安喜乐,福祉绵长。
茶路漫漫,在新的一年,吾将素心向暖,闻四方茶事,品四季茶香,愿与君共享。

中国は新春を祝う祝祭日を迎えました。
この良き日を、お茶を愛する皆さんが平安と喜びに満ち、幸福に末長く過ごされますように。
お茶の道は長くて果てしないものです。
新しい一年も、純粋な心を抱き、四方にお茶の香りを求め、四季のお茶を楽しみ、皆さんと共有したいと思います。

春节中的茶影
春节,是中国人一年中最重要的节日。
贴春联、守岁、接财神、祭祀祈福等,是大部分中国人在春节时节必做的事情。而在这浓厚的过节气氛里,茶元素也有自己小小的一席之地。
如在我的老家梅州,春节期间,家里来了客人,以茶待客是必不可少的。亲友串门往来,茶叶也是优先选择的礼品之一。在祭祀祈福之时,桌上往往能见茶的身影。
如图所示,在春节祭祀的时候,桌上除了鸡鸭鱼猪等肉类,还有水果、糕点等“斋盘”。亲友告诉我,金属色的杯子一般用来盛酒,红色杯子用以盛茶。在桌上荤素皆具时,茶酒齐备;在桌上仅有“斋盘”时,则只有茶。而在一些农村地区,盛茶的杯子数量还有讲究,必须是单数——以3和5为佳。
记得小时候,祭祀仪式结束后母亲都会把桌上的茶递给我和姐姐喝,说是小孩子喝了会平安健康长大。兴许是因这些茶祭过天,喝下就有受庇佑和得福泽之意。可能有些迷信,但茶在这里承载的是寄托美好的心意。
在我如今生活的城市杭州,有些地方还保留着春节喝“元宝茶”的习俗。这种“元宝茶”,就是在平日里喝的绿茶中放入两颗金橘或者青橄榄,以表示新年吉祥如意、财源兴旺。为何称为“元宝茶”呢?据说是因为金橘或者橄榄的形状像小元宝,有“春节喝碗元宝茶,一年四季元宝来”的寓意。

茶是中国的国饮。无论是“柴米油盐酱醋茶”,还是“琴棋书画诗酒茶”,茶总是以润物细无声的方式,融入人们生活的方方面面,蕴含着祥和之意,守护着人类的健康。

*致谢:感谢施宏基先生、熊梅珍女士为本文提供素材。

春節とお茶

春節は中国人にとって一年中で最も大切な祝祭日です。春聯を掲げる、大晦日の夜に年越しをする、先祖を祀って幸福を祈り求めるなどは、ほとんどの中国人が春節に必ず行う事柄です。このような盛大なお祭りの雰囲気の中で、お茶にもちゃんと自分の役割があります。

例えば、私の実家がある梅州では、春節の期間中に来客があると、お茶をお出ししてもてなす事が欠かせません。親しい友達を訪ねる時にも、よく選ばれる贈り物の一つはお茶です。先祖を祀って幸福を祈るような時は、だいたいテーブルの上にお茶の姿があります。

春節に先祖を祀る時は、写真のように、テーブルの上に鶏や鴨、魚や豚などの肉類に加えて、果物やお菓子などの「齋盤」も準備します。一般的に、金属製の茶碗は使い、赤い茶碗はお茶に使うのだと、友達が教えてくれました。テーブルに肉料理と野菜料理がどちらも揃っている時は、お茶とお酒を両方とも準備します。テーブルに「齋盤」しかない時は、お茶だけにします。ある農村地域では、お茶を注ぐ茶碗の数にもこだわりがあって、必ず奇数にして、3個や5個が縁起が良いとされています。

小さな頃、先祖を祀る儀式が終わると、子供が飲むと健康で安らかに成長できるからと言って、母親がテーブルに出されたお茶を私と姉に飲ませてくれたことを覚えています。もしかしたら、こうした祭祀が後日、お茶を飲むと加護と幸福を得られるという意味に転じたのかもしれません。迷信かもしれませんが、ここでは幸福を願う美しい気持ちがお茶に託されています。

私が今生活している都市杭州のある地方では、今でも春節に「元宝茶」を飲む習慣が残っています。「元宝茶」とは、普段飲んでいる緑茶に二粒の金柑やオリーブを入れたもので、新年に願いが叶いますように、商売が繁盛しますように、と願う意味があります。なぜ「元宝茶」と呼ぶのでしょうか? 聞くところによれば、金柑やオリーブの形が元宝(訳注: 貨幣の一種)に似ていることから、「春節に元宝茶を飲むと、四季を通して一年中、元宝に恵まれる」という寓意があるそうです。

お茶は中国の代表的な飲み物です。「柴米油塩醤醋茶」であろうが、「琴棋書畫詩酒茶」であろうが、お茶はいつも声なき潤いときめ細かさによって、人々の生活のあらゆる場面に浸透しています。縁起の良さと調和という意味を託され、人類の健康を守っているのです。

*謝辞:施宏基氏と熊梅珍女史に感謝致します。
本文のために資料を提供していただきました。