2016年10月 第14回 国際茶文化検討会 河南省開封市

中国国際茶文化研究会が2年に一度主催している「国際茶文化検討会」が2016年10月19日~24日、河南省開封市で開催されました。

開封市は「北宋」の都で、当時は「東京」と呼ばれ、黄河に接していることから水上交易地として大きく発展した街です。今回はこの地で「宋代の茶」をテーマとして検討会が開催されました。検討会は、通常開催地の催事と同時に行われます。今回は開封市の「菊花祭り」と同時に開催され、街の中にも宋代のお茶をテーマにした菊花のオブジェなどが作られ、とても華やかな雰囲気の中3日間の検討会が行われました。菊花は開封市の花とされています。

菊花祭りと同時開催。街中に案内が出されます。
検討会開会の様子。
中国国際茶文化研究会と開封市の友好。
中国茶、中国茶文化に貢献した方の表彰。
メインである茶文化に関する会議は、会議施設を併設した開封市の「铂尔曼酒店」で行われました。国際茶文化研究会会長と開封市長の友好や中国茶の普及に貢献した方々の表彰に始まり、各国から参加した方々が中国茶と中国茶文化をテーマにプレゼンテーションを行いました。全く文化の違う海外の方々から、中国茶に関するそれぞれの意見を聞くことができたことは大変貴重な機会でした。
化学技術と茶文化の相乗効果と発展について。とても興味深い内容でした。
アメリカからは国際中国茶事情や貿易についてのプレゼンテーション。
中国社会科学院の沈冬梅老師の宋代茶文化に関するプレゼンテーション。
陳冬梅老師のプレゼンテーションでは、京都大徳寺の五百羅漢についても触れられました。
オーストラリアからは海外における茶文化と発展について。
韓国からは茶道についてのプレゼンテーション。
会場の外では、河南省の銘茶「信陽毛尖」や「信陽紅」などを扱う茶業者や開封大学の学生による茶芸の披露などが行われていました。また、会議後に街の視察ツアーも組まれており、華やかな菊の花と茶文化が合わさったオブジェが数多く展示され、街中がとても賑やかな雰囲気に包まれていました。
「信陽毛尖」や「信陽紅」などを扱う茶業者。
開封大学の学生達が茶芸を披露。
菊花祭りのアーチの中にも茶壺が。
徽宗皇帝の大観茶論をモチーフにした大きなオブジェ。
お茶を飲む人形と一緒にお茶を楽しむ人。
開封の観光名所「天波楊府」も華やかに彩られていました。
お茶と関係の深い中国各地の都市で2年に一度開催される国際会議は、毎回、現地で中国茶を体験できる貴重な機会となっています。
次回は、2018年、湖南省の株洲市を予定してます。

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